米沢にて余生を楽しむ天下の「傾き者」前田慶次は、莫逆の友にして義の漢、直江兼続の知られざる、その真の物語を、夜の堂森でひとり月に語りはじめる――
我に美しく、自由に生きる、「雲」と呼ばれた漢の物語が始まる!
3巻まで発売中!
漢を咲かせ、義に散った魂たち。
風に舞う桜の花びらに導かれるかの如く、その魂が関ヶ原へと集いだす。
今戦国最後の大舞台が幕を開ける。激動の時代を“義”の下に生き抜いてきた直江兼続は、何を思い、何を為すのか―。